心 集い合う 幼稚園

幼稚園本尊 文殊菩薩尊像 宗祖伝教大師幼形像
【幼稚園本尊】
文殊菩薩尊像
宗祖伝教大師幼形像

 小さな虫が足元にいるのに気が付いても、踏みつけて行ってしまう子どもがいます。 踏まないように気を付ける子どももいます。 充分に意志が通じない小さな生き物にも心をよせる事が出来るのは幸せなことだと思います。

 子どもは、生き物を大切にしなさいと言われただけでは、どうしてよいのかがわかりません。自分以外への慈しみの心は、自分が慈しみを受けたり、周囲の人々がお互いの心を寄せあっているようなところに、知らず知らずのうちに子どもの中に育まれ、それが自然と実践されるようになると思います。

 子どもたち一人ひとりの心を先生が受け止めて、友だち同士が信頼して充実した園の生活ができる保育を行うことで、自分はみんなからいつも大切にされているのだという実感を持ち、自分以外の全てのものも、自分と同じように大切にして慈しむという気持ちが、毎日の保育の心を通して培われていく事と考えております。

 両手を合わせて合掌をすると、手と手の間に多少空間ができます。この空間に仏様に入っていただくような気持ちで合掌します。そうすると、その両方の手を伝わって仏様が私たちの心の中に入って、心のポケットに仏様と仏様に合掌した時の優しい気持ちがふくらんでいきます。

 幼稚園に関係する人々みんなが合掌しあう様な気持ちでお互い接しあうところには、これからの長い人生の中で大きな世界で活躍するであろう幼児の心の基礎となる大切なものが育っていくことと信じております。

合掌

教育方針

 幼稚園は園児にとって家庭の延長であり、社会生活の第一歩であります。従って、園児は深い愛情のもとに正しい規律ある集団生活に適応するよう教育されると共に、それぞれの園児のもつ個性・能力を、旺盛な知性・理性の欲求に応じて充分に発揮させたいものです。

  1. 仏教精神を基にして宗教情操教育を行い”尊厳なるもの”に対しての敬虔な気持ちを養い、自己の行動に責任をもてるよう指導します。
  2. お互いの生命がふれ合って生活しているという事を自覚し、個性を大切にし、生活を円満・豊富に導き、感謝の心の持ち主になるよう指導します。
  3. これから伸びようとする大切な芽生えを育成し、自然にめぐまれた当園の特性を活かし、園児が楽しく遊んでいるうちに、知らず知らずに健康が増進され、また自主的判断ができるように導き、多方的興味の進展を助けて学習教育の基礎づけ、動機づけを最も効果的に行い、積極的な意欲の発達に力をそそぎます。

教育内容

 一日の教育は、学校教育法に基づいた幼稚園教育要領を中心として、その幼児一人ひとりの心身に適したものを随時その中に加味して教育します。

 幼児が一歩、幼稚園に入った時から教育が始まります。降園するまでの友だち同士で自由に遊んでいる時間、先生と教室で活動している時間、園にいる間のあらゆる状態をそれぞれの幼児の発達過程として教育にあたります。

 特に遊びを重要と考え、興味を持って行っている活動の中からそれぞれの幼児の特性に合わせて、個性の尊重と発達を促します。

沿革

 当園は、仏教の慈悲の教えをもとに、天台宗宗祖伝教大師様が「人は誰でも仏になれる」と説かれた御精神を建学の理念としています。三人よれば文殊の智慧といわれる、智慧の仏様「文殊菩薩」と、伝教大師様の幼形像を幼稚園の守り本尊とし、天台宗永安寺が昭和48年2月に設立したものです。平成11年4月に学校法人永安寺学園えいあんじ幼稚園となり、平成12年に現在の園舎に改築しました。

 創立30周年を機に平成16年4月に学校法人 永安寺学園 永安寺学園幼稚園と改称しました。